アメリカドライブ・レンタカーマニュアル

格安海外旅行の必需品であるアメリカのレンタカーを乗りこなす方法を説明 ~ その2

一時停止と減速

 STOPは一時停止、YIELDはゆずれの標識です。この2つの標識は、いずれも前方の交差する道路が優先であることを示しています。STOPは一時停止をして安全確認をします。YIELDの場合は減速するだけでかまいません。どちらも前方の道路が優先ですから、その道路の通行を妨げないようにします。尚、一時停止は、車輪が完全に停止し、車にかかる加速度がゼロの状態を示すと規定されている(要するに完全に停止した状態)ので注意してください。

一時停止と減速

一時停止と減速の道路標識

4 Way Stop (All Way Stop)

 郊外の一般道を走っていると、信号のない交差点でよくあるのが4 Ways Stopです。Stopは日本で言う一時停止であり、優先道路と支線が交わる信号のない交差点には必ず一時停止標識があるはずです。同じような太さの道路でも、たいていは片側が一時停止になっていることが多いようです。これに対し、アメリカでは4 Ways Stopが一般的です。これは、先に交差点で停止した車が先に交差点を通過するという、非常にフェアでいかにもアメリカらしいルールです。尚、交差する他のレーンに停止線がない場合の一時停止は、4 Ways Stopではない通常の一時停止が必要な交差点です。


4 way stop 交差点

4 Way Stop交差点の優先順位

 図のように、4 Way Stopでは、停止線に車が停止した順序に交差点を通行します。



4 way stop 交差点

4 way stop 交差点

  • 交差点で一時停止して安全確認をしてから進む
  • 他の車と同時に差し掛かった場合、先にタイヤの停止が完全に止まった状態の車が優先
  • 完全に同時に停止と判断できる場合、右側の車が優先
  • 停止して待っている車は、優先される車が交差点を抜けるまで交差点への進入は不可

左折用中央車線

 郊外には、右の図のような黄色の中央車線がある道路があります。これは左折用のレーンであり、左折したい車は一旦この車線に入り、対向車の安全確認をしてから左折します。例えば、図の①のように、細い道路から進入して左折する場合には、一旦左折用中央車線に入り、停止した状態で道路が空くのを待ち、その後道路に侵入する必要があります。(当然ながら、右折のためには必要ありません。そのまま右折してください。)また、②のように走行中にその道路を左折して左側の駐車場などへ進入する場合には、一旦この中央車線に入り、対向車線の車が途切れるのを待ち安全に左折してください。当たり前のことですが、走行用のレーンではないため、混雑回避等の目的でこのレーンを走行することは違法です。


左折用中央車線

左折用中央車線の使用方法



左折用中央車線

左折用中央車線


赤信号での右折

 アメリカでは、赤信号でも右折ができます。但し、全ての交差点で赤信号の時に右折できるわけではありません。赤信号時の右折を禁止している交差点があります。日本の場合、通常できないことができる場合に標識でできることを示していますが、アメリカでは赤信号時の右折ができるという標識はありません。できない場合のみNO TURN ON REDの標識があります。(右折禁止の交差点でない限り、青信号時は当然右折可能です) 赤信号時の右折の方法ですが、必ず一時停止して安全確認をした上で右折することが義務付けられています。当然ながら、通行の優先権は直進車です。


赤信号での右折禁止

赤信号での右折禁止

自転車の扱い

 道路を走る自転車は、車と同じ扱いです。追い越し禁止の道路であれば、追い越すことはできません。自転車専用レーンがあれば、追い越しは可能です。自転車を追い越す場合ですが、十分な距離(4フィート程度)を空けて追い越すよう法律で定められています。自転車を追い越す場合は、おおよそ1.5m程度は距離を置いて大きく迂回してください。